全体的に頭蓋が変形しており、程度が強いお子様でした。
髪の量が多い天然パーマのため、頭蓋が変形していることは見た目では分かりにくい状態ですが、触診すると全体的に歪を認めました。頭蓋の変形度が強いため、真上を向くことはできない状態でした。
赤ちゃんの頭蓋矯正 斜頭症・斜頸症・頭蓋変形・顔が真上を向かず
男の子
開始時期:0歳4ヵ月
終了時期:0歳7ヵ月
【お悩み】
出産時、肩がひっかかって出てこれなかったため、吸引分娩を行った。生まれた直後から頭の形が歪で、常時、右を向いており、真上や左を向くことができませんでした。
【頭部や頸部の状態】
・触診すると頭が全体的に歪で凹凸がある
・左側頭部と左後頭部に凹みがある
・左側の前頭骨と右側頭骨、右側の頭頂骨の扁平
・右側頭部が硬い
・後頭部の扁平
・頸椎の左側屈、右回旋
・寝返りする時は、体幹→頭の順に左回旋して行い、右回旋ができない
・体幹の左右回旋はできる
頭蓋の変形がとれ、真上を向くようになるまで
施術2回目前
頭と首が過度に左へ傾き、右へ回っているため、顔を真上に向けることができません。
施術7回目後
頭蓋の変形や頸椎(首)の傾きと回旋の程度が減ったため、頭部が身体の中心を通る線へ近寄りました。
施術11回目後
右側と左側の後頭部凹凸の左右差が減り、頭部が安定してきました。
施術16回目後
頭蓋の変形がさらに減り、顔が自然に真上を向くようになりました。
施術20回目後
施術17回目ぐらいから施術最終回にかけては、途中で寝てしまう日が多くなる。頭蓋の変形がとれたり、硬いところが柔らかくなったり、不均等な部分がなくなれば、頭が楽に動くようになります。寝てしまうほど気持ち良く自然に受けられるようになりました。