腰椎分離症 腰痛
60代男性 岐阜市
症状:腰が歩けないほど激痛である
10年前に第5腰椎右の腰椎分離症と診断される。痛みが強くなるとカイロプラクティックへ通院していたが。
今朝、腰に激痛が走り、今回、ご紹介で施術を受けました。
整体施術内容
【触診】
胸椎の後弯が強い
骨盤後方回旋
腸骨稜前傾
骨盤後傾
両側とも仙腸関節後方回旋しているが、右の後方回旋が強い
仙腸関節が下方へ滑っている
腰椎から仙骨にかけて下方へずるずると滑り下方へ偏位している
腰椎が全体的に伸展(反っている)
腰椎右回旋、左側屈
右股関節外旋
【整体施術】
・初回
右腸骨や右仙骨、右仙腸関節の後方回旋が強く、腰椎や仙骨、尾骨が下方へ下がり、硬くなって縮んでいました。
腰椎が前方へ凹んでいました。お尻の筋肉である大殿筋の緊張が強く、骨盤や仙骨などの前方回旋を増やすように施術していきました。
腰椎から全体的に下がっていた骨を上方へ上げ、骨盤や仙腸関節、仙骨なども上へ上げました。腰椎右の椎間関節を調整し、椎間関節の回旋の動きを滑らかにしました。
腰部や臀部の筋肉の位置や走行をそろえ短縮していた筋肉の伸張性を増やしました。
・2回目
初回の施術の後、だいぶ痛みがとれて歩けるようになったとお話されました。
2回目も同様、骨盤や腰椎、仙骨、尾骨、仙腸関節、腰部の筋肉、臀部の筋肉などを調整しました。
腰椎の回旋や側屈などの程度から、横向きで寝ている癖があることが分かったため、仰向けで寝るように指導しました。
また骨盤などの後方回旋が強かったことから、硬い敷布団で寝るようにお伝えしました。
・3回目
【施術前の様子】だいぶ調子が良くなったが引っ掛かるところがあると。
右仙骨の変形があり、右骨盤の後方回旋が見られることから、変形を徐々にとっていくように施術をしていきました。
右椎間関節や右椎間板もつまっており、つまりを修復させていきました。
・4回目
【施術前の様子】すっかり痛みなく歩けるようになったと。
変形の度合いが少なくなってきました。右上後腸骨棘(右骨盤上にある出っ張った突起)に変形が見られそこをとっていくように施術をしました。
第5腰椎右の分離したところに直接アプローチしました。
痛みが完全に消失したことから4週目に治療を終了しました。
当院では、骨や関節、筋肉などの異状を、手で読んで、細かく細かく綺麗に治します。治りは格段に早いです。