赤ちゃんや子どもの頭は大人と比べると柔らかく、ゆがみを引き起こしやすくなっています。
当院では、ヘルメットや器具、機器など一切使用せずに、極めて優しい刺激の手で頭のかたちを綺麗に整えていきます。
赤ちゃん・子どもの頭のゆがみ原因
お母さんの子宮や産道での圧迫によるものや逆子、難産、早産、吸引分娩、向き癖、適切でない就寝環境などが原因として挙げられます。
① 子宮内や産道での圧迫によるもの
子宮内や産道がゆがんでいたり狭いと赤ちゃんの頭が圧迫されてしまいます
② 逆子
赤ちゃんの頭は外部による圧迫を受けやすくなります
③ 難産
長時間、産道内に頭がはまり圧迫されてしまいます
④ 早産
正常より早く生まれたために、頭が柔らかく外部からの影響を受けやすくなります
⑤ 吸引分娩
頭をひっぱられるために、いびつな形が形成されます
⑥ 向き癖
生後、同じ頭の向きで寝かせていたり、抱っこや授乳などで左右どちらかに偏った向きが続いていると次第に向き癖が付き、どちらか一方を向くようになります
⑦ 柔らかい敷布団や柔らかい座布団の上へ寝かせているなど適切でない就寝環境によるもの
赤ちゃんや子どもの頭は柔らかいため、頭が深く沈む物の上に寝かせてしまうと形は崩れてしまいます
赤ちゃんの頭蓋骨
頭蓋骨は、多くの骨が組み合わさって形成されています。
出生時には、骨と骨どうしはつながっておらず、結合組織を挟んで組み合わさっておりそのつなぎ目を「縫合」と呼んでいます。大人になると縫合はつながり、固い頭蓋骨が形成されます。縫合で組み合わさった骨と骨の間には、「泉門」と呼ばれる隙間があります。この泉門は新生児に6つあり成長するにつれて、次第にそれぞれ閉じられます。
大泉門・・・前頭骨と頭頂骨の間にある 1年半~2年で閉鎖される
小泉門・・・頭頂骨と後頭骨の間にある 3ヵ月で閉鎖される
前側頭泉門・・・左右2ヵ所にある 6ヵ月~1年で閉鎖される
後側頭泉門・・・左右2ヵ所にある 1年~1年6ヵ月で閉鎖される
赤ちゃんの頭は非常に柔らかく、隙間もあるために、ズレや圧迫、変形した頭の形を元の綺麗な状態へ戻すことができます。
Q 自然に頭の変形は修復されますか❓
A 軽度な左右差、一部扁平であれば、頭の向きを好んでいる頭の向きと逆方向に変えることをこまめに継続していけば、成長するにしたがい、変形の修復はされます。
しかし、耳の位置が左右でズレていたり、扁平部分が大きい、絶壁の程度が強い、斜頸の程度が強い、全体的に頭が歪、頭の向きを好んでいる方向と逆の方向にしても、すぐに戻ってしまう、頭の向きを変えようとすると嫌がり、好んでいる方向で固定化されてしまうお子さまは、その後の成長過程において変形の修復はされず、頭の変形は進行していきます。
外見上の問題だけでなく、顎関節症や斜頸、頭痛、肩こり、側弯症、腰痛などへの影響も及ぼします。
施術を受けられた親御さまからは、「もっと早く受ければ良かった」と言われることが少なくありません。
岐阜レディース整体院では、
生後3ヵ月過ぎから施術を始めることができます。
施術回数が増えてくると向き癖はとれてきて、今まで寝れなかった姿勢でも寝れるようになってきます。
例えば、いつも横向きで寝ていたり、うつ伏せで寝ていたお子さまは、仰向けで顔が天井を向いた姿勢で寝れるようになっていきます。
親御さまには、お子さまのご自宅で寝るときの姿勢や枕のあて方、気をつける点を個々の頭の変形に合わせて、お伝えします。
頭の変形を修復するなら、変形の進行度合いが少ない早期からの施術開始をお勧めいたします。お気軽にご相談ください。
1歳以上 子どもの頭のかたち矯正
岐阜レディース整体院では、0歳のお子さまだけでなく1歳を過ぎたお子さまや学生、大人まで年齢関係なく、歪んでいる頭のかたちを綺麗に整えることができます。ヘルメット矯正が可能な月齢の時は、自然に改善されるだろうと矯正を検討できなかったが、1歳を過ぎても頭の片側が凹んでおり、もう一方は突出していたり、仰向けの状態で真上を向いて寝ることができず、左右どちらかを向いている斜頭症や頭頂部や後頭部が平らな絶壁頭、あるいは後頭部が突出している長頭症など頭の変形が改善されないお子さまへの将来の不安を解消したいと深刻に考え始める人もいます。
「1歳を過ぎてから施術を始めても遅いのではないか?」「矯正は可能なのか?」と疑問に感じる親御さまからの不安の声も耳にします。
頭の変形の矯正は可能です。頭のかたちは整っていきます。
施術時間中、リラックスして寝ていることができる年齢になれば、頭を動かしやすく変形がとれやすい状態となります。
ただし年齢が高くなるにつれて、頭の骨の柔軟性は、失われていきますし、長期間、偏った頭の動きが続いていたことから変形は進行していますので、お子さまの元々の骨に変形のない外見上綺麗な頭のかたちに近づけることは、だんだんと困難になっていきます。頭の変形があることで顔、頸椎、体幹、上肢、下肢において左右のバランスが非対称となっていることが多々見られます。
現在あるいは今後、生活する上で悩んだり、何らかの支障をきたさないように改善させていきます。施術回数が増えていくにつれて、頭のかたちやその他の部分もますます整って綺麗になります。
子どもの斜頭症・絶壁頭(短頭症)・長頭症
頭の変形や向き癖などが長期間続いているお子さまは、頭のかたちの外観上の問題だけでなく、顔や頸椎、胸椎などにも悪い影響が見られます。外観上の問題と放置するのではなく、できるだけ早く改善させて他の部分への影響を少なくしてあげましょう。
頭蓋の変形や左右どちらかが扁平する斜頭症、後頭部が扁平する短頭症(絶壁頭)、左右の側頭部が扁平して後頭部が突出した長頭症でお悩みの方は、頭のかたちが綺麗になるまで施術を繰り返して一緒に解決していきましょう。
頭の変形は、頭痛、頭が重い、首の痛みや肩のコリ、顎のゆがみ、顎関節症などを引き起こす原因にもなります。また仰向けで真上を見て寝ることができないことで、全身のからだのゆがみや姿勢不良をつくり、体幹や上肢、下肢まで全身に悪い影響を及ぼします。
頭のかたち矯正 施術方法
ヘルメットや器具、機器などは使用しない、手技による方法になります。
頭を圧迫したり、押したり、揉んだり、首を捻じることなく皮膚に軽く手をあてて矯正していきます。
痛みは全くありません。
頭頸部の皮膚に手で触れたときや関節を動かしたときの感覚は、「どれくらいの刺激量なのか?」ご心配な親御さまは、お子さまの施術前に施術を受けて確認していただいております。
基本的に仰向けの姿勢で頭と首を整えていきます。
必要に応じて体幹や手足も施術することがございます。
施術を受けると、皮膚温度は上昇しますので、ご自宅で施術を受けられるお子さまは眠たくなってそのまま寝てしまう子が多く見られます。
訪問施術の場合は、頭や体が沈まない硬い敷布団をご用意ください。
頭のかたち矯正 経過写真
・赤ちゃん頭のかたち矯正 変形性斜頭症・筋性斜頸症・頭蓋変形・向き癖
施術開始時期
首がすわる頃の生後3ヵ月過ぎから施術できます。
1歳を過ぎたお子さまも矯正可能です。
施術期間
施術期間:3ヵ月以上~8ヵ月ほど (施術回数25回以上)
・頭の変形の進行の程度や範囲、首の状態や癖、月齢(年齢)、寝方や過ごし方の改善具合などにより施術期間は個人によって異なります。初回施術後も綺麗な方向へ変化したのを確認できます。骨の変形がない頭のかたちになるまでには、回数を要します。
・施術回数が多くなればなるほど修復する箇所は無くなり、頭のかたちは一層綺麗になります。
・頭の成長や運動発達を考慮しながら、施術を進めていきます。変形部分が極一部に見られて絶壁の程度も軽い場合は、3ヵ月ほどかかります。
・年齢が大きくなると変形が長期間となり、程度は著しくなっているため完全に回復できないことがございます。そのようなお子さまは、終了時には、できる限り変形が少ない状態となり、変形があることで、不自然な頭の動かし方が見られ、それが日常的に持続することで少し戻りが見られることがないよう、本来の正しい頭の動きができている状態で終了とします。
施術頻度
施術頻度:週2回
・施術を受けると骨が柔軟になり、変形の修復がしやすい状態となります。
・骨の変形があるとお子さまは頭頸部がどちらか片方を向きやすい、傾く、反る、前に屈む、関節可動性のアンバランス、不自然な頭の動かし方などが見られます。
お子さま自身は、頭を動かしやすいように動かします。頭のかたちがきれいになるように、頭頸部を動かすことができないため、スムーズに変形をとっていきます。
・月齢や年齢が大きくなるにつれて、骨は硬くなっていきます。
早く施術に慣れさせたい、骨が柔らかいうちに修復を早めて整えていきたい方は、週2より週3をお勧めします。週1回のご希望の場合は、ご相談ください。
施術時間
施術時間:20分ほど
施術中のお子さまの様子により、施術時間が前後します。
施術金額
施術料 一回 ¥7,700
初回のみ初見料¥3,300が追加されます。
初見料¥3,300+施術料¥7,700=¥11,000
※岐阜市(長良川以南)、各務原市、笠松町、岐南町にお住まいの方は訪問施術可能です。訪問範囲内であっても、当院より離れた地域にお住まいの方やお時間の希望がある方などは、店舗へのお越しをお願いする場合がございます。
施術を受ける前に
・おむつ交換や授乳、ミルク、お食事などは済ませておきましょう。
・衛生上・感染防止のため、フェイスタオルやバスタオル、口に入れたり、手にもつおもちゃのご用意はしておりません。店舗で施術を受けられるお子さまが使用するフェイスタオル1枚、バスタオル1枚(大きさ:大判140×70程度で厚さがあるもの。長さと幅が少し小さく薄手のものは重ねて使いますので2枚お持ちください。)おもちゃは、お越しいただくときにご持参願います。フェイスタオルとバスタオルは、頭と首の下に敷いて使用します。頭や首の経過状態により、敷き方や高さが変わりますので必ず毎回、両方ともお持ちください。
施術時
・スタイは外して受けていただきます。
・タオルや布製、柔らかいもの、小さなおもちゃは、手に持たせたり口に入れながら受けていただいて構いません。
・おしゃぶりや歯がためを口に入れながら施術を受けると、安心して泣き止む子もいます。
・気を紛らわせて他の事に集中させるために、スマホの動画を観せたり、音楽や好きな音などを聴かせたり、本の読み聞かせ、歌を歌いながら、受けていただくことはできます。
・お子さま自身がスマホを持ちながら施術を受けると、体に力が入ってしまったり、頭を動かす時に体が動いてしまうため、できるだけお控えください。
・お子さまへお菓子を食べさせながらの施術はご遠慮願います。
施術の受け方
・仰向け寝の姿勢で、頭と首を動かしていきます。
寝返りをしたり、横向きになったりしないように、親御さまは、お子さまの足元へ顔が見えるように向かい合って座り、仰向けの状態を保つようにしてください。頭のかたちに左右差があり凹凸なお子さまや頭や首が反っているお子さま、変形程度が重度・範囲が広いお子さまは、仰向けがしづらくなります。徐々に変形がとれてくると、保持できるようになります。
仰向けを保てる状態でしたら、お子さまの横に座ってあやしていただいて構いません。
・座ったり、うつ伏せの状態で頭や体を施術することもございます。
・激しく泣いて疲れてしまっていると判断した時や向き癖が強く動かしにくい方向がある頃は、施術途中に中断して数分の休憩をとります。泣き止み落ち着いてからまた施術を始めさせていただきます。なるべくストレス負担が掛からないように進行いたします。
施術後のご自宅での寝かせ方・注意点のご説明
・お子さまひとりひとり、頭のかたちや首の状態が異なるため、頭の綺麗な形をつくるために、どのような寝かせ方の時間を増やしたら良いか?どのような寝かせ方は避けたら良いか?などお伝えいたします。
頭蓋骨の変形の程度が強いはじめの頃は、苦手な方向へ向かせても、すぐに向きやすい方向へ向いてしまいますが、施術を繰り返すことで徐々に変形がとれて、苦手な方向へ向きやすくなります。 頭蓋骨の変形があると、お子さまは向きやすい方向へ向いてしまいますので、親御さまは、お子さまの様子を注意深く見て、頭のかたちが悪くなるような姿勢を避けていただいたり、こまめに指導した寝かせ方の時間を増やしてバランス良く頭を動かせるように直していただく必要がございます。
ご予約前に
ご予約前に、ご家族さまとお話し合いをしてからのご予約をお願いいたします。