「頸椎症性神経根症」とは、頸椎の椎体辺縁の骨棘形成や椎間板の変性・膨隆・狭小化や黄色靭帯の肥厚、椎間関節の軟骨の変性によって神経根を圧迫され、その神経根の支配領域に痛みやしびれなどの知覚障害を引き起こします。

頸部周囲の痛みや可動域制限、一側の上肢のしびれや筋力低下・筋萎縮、一側の手指のしびれが見られます。

神経痛 首が痛い
頸椎の神経障害による痛みやしびれ

 頸椎症性神経根症になってしまう人の特徴は?

実際に、当院で施術を受けられた患者さんにみられる特徴です。

テレビを横向きの姿勢で、寝ながら見ている

寝る前に布団に入り、テレビを寝ながら観る習慣がある

首をひねったり、かしげた姿勢でパソコン作業をしている

煙草を吸っている

首周囲の筋肉より、肩甲骨周囲や胸の筋肉が硬い

首をひねっていたり、傾くような姿勢で、習慣的に同じ姿勢を保ったまま、TVを観ていたり、パソコン作業をしている方にみられます。

喫煙により、椎間板周囲の毛細血管が収縮して、椎間板に栄養や酸素が行き渡らなくなり、変性していきます。椎間板が変性すれば、神経の圧迫を起こしやすくなりますので、喫煙は神経痛を引き起こす一要因となります。

 一側上肢の痛みや手指のしびれ

頸椎症性神経根症の症状は?

一側の後頭部から肩甲骨周囲の痛みがある

一側の肩・腕・手指のしびれがある

首を後ろへ倒すと痛みやしびれが増幅する

どの神経根が圧迫されているかによって、症状の出る場所が違う

 治療方法

病院

  • お薬
  • 神経ブロック注射
  • 電気治療(低周波療法・温熱療法・超音波療法など)
  • 牽引法
  • 手術

 岐阜レディース整体院の施術方法 

①骨関節矯正

  • 頸椎矯正
  • 肩甲骨矯正
  • 胸椎矯正

頸椎のどの部分に異状が診られるかを手で探っていきます。

頸椎だけではなく、その周囲も何らかの異状が診られます。それらの骨や関節の矯正も行います。

痛みやしびれが出ている場所の範囲が神経解剖学的に適切であり、神経障害性の疾患があることを病院で診断されているならば、神経障害の痛みであると判断し、それに基づいて施術していきます。

椎体の変形や椎間関節の変性、椎間板の変性・狭小化などを手で矯正していきます。

たんなるゆがみとは異なり、数回で全ての痛みやしびれがなくなるということはありません。

施術を継続していくと、徐々に痛みやしびれが出る場所が少なくなり、痛みやしびれの強さも減っていき、改善していきます。

②頸椎周囲・上肢・手指の筋肉、靭帯などの調整

  • 頸椎周囲筋の調整
  • 肩甲骨周囲筋の調整
  • 胸椎周囲筋の調整
  • 肩関節周囲筋の調整
  • 胸周囲筋の調整
  • 上腕・前腕・手指の筋肉の調整など

頸椎・頭蓋骨・肩甲骨・胸椎・肩・肋骨・上腕・肘・前腕・手首・手指などに付着する筋肉や腱、靭帯などのどこに、異状な筋緊張が見られるのかを、手で感覚としてとらえ、そこを正常な状態へ誘導させるように、動かしていきます。

手技で治すことはしないために、無駄がなく、悪い箇所を点で見付けて、そこへアプローチしていきます。

筋肉に対して持続的な伸張を加えて、筋弛緩を図り、筋収縮を抑制・改善させます。

筋弛緩が見られる箇所は強化させます。

骨や関節、筋肉など全てを正しい状態へ調整することによって、痛みやしびれから解放されます。

③頸椎・肩関節・肩甲骨などの可動域制限の改善

関節周囲軟部組織の中で最も関節可動域制限の関与が強い、骨格筋に対して、持続的な伸張を加えて、筋弛緩を図り、筋収縮を抑制・改善させます。


関節可動域制限による不動がさらなる筋緊張の加速につながり、慢性的な病態へ進行するとともに、関節可動域制限も強くなります。

関節可動域制限を改善させることにより、痛みやしびれを解消させます。

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